2007年08月31日

月経のおこるしくみ

月経の周期は

1.卵胞期 2.排卵期 3.黄体期 4.月経期 に分けられます。

卵胞期

月経初日から黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度が上昇する直前までの期間です。卵胞期の初め頃、脳の視床下部から下垂体への指令により下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵巣に到達し卵巣が活動を始めます。

卵胞刺激ホルモンの刺激により、卵巣内には10〜20個の原始卵胞が作られ成長します。それぞれの原始卵胞には卵子が1つずつ含まれており、その中の1個(主席細胞)だけが成長をつづけエストロゲンを分泌するようになります。それにより子宮内膜が厚みを増し受精卵が着床しやすくなります。

排卵期

排卵期は黄体ホルモン(プロゲステロン)の濃度の上昇とともに始まります。血液中の卵胞ホルモン(エストロゲン)の濃度がピークに達すると、脳の視床下部は下垂体へ指令を出し黄体ホルモンが分泌されるようになり卵胞を成熟させます。黄体ホルモン(プリゲステロン)の刺激によって、もっとも成熟した卵胞(主席卵胞)が破れ、なかの卵子が飛び出します。これが排卵で排卵期は卵子の放出で終わります。

黄体期

排卵された卵胞は黄体という物質に変化する時期のことで、卵胞ホルモン(エストロゲン)のほかに黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌し、その影響で子宮内膜がさらに厚くなり、妊娠しやすい状態をつくります。

黄体期には、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌増加によって体温が上昇し月経期が始まるまで維持されます。この体温の上昇で、排卵があるかどうかや月経時期などを推測することができます。

月経期

排卵期から約2週間たっても受精卵が着床しなかった場合、黄体ホルモン分泌量は少なくなり、栄養をたくわえていた子宮内膜ははがれ落ち、月経として子宮口から排出されます。

※子宮内膜:子宮を構成している一番内側の粘膜組織。

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2007年08月30日

基礎体温−自分の体を知るために−

基礎体温を活用するポイント

基礎体温は、女性ホルモンの分泌量に影響を受けて変化します。
基礎体温を測ることで、排卵の有無、月経の時期、妊娠したかどうか、ホルモンの分泌異常、体調の変化などを知ることができ、病気の早期発見にもつながります。

月経トラブルで婦人科を受診した際、医師が診察を判断する上での参考にもなります。

基礎体温は、0.5度前後のわずかな体温差を測定するため、婦人体温計とよばれる専用体温計を使い測ります。

最近では水銀タイプの体温計よりもデジタル式の電子体温計の方が主流になってきましたが、計測値の安定度は水銀タイプの体温計の方が優れているようです。婦人体温計や基礎体温表は薬局などに購入できます。
(基礎体温表はインターネットからもプリントアウトできます)

【基礎体温の測り方】

1.朝、目覚めたらそのまま布団の中で(目覚めて動いてしまうと体温が上昇してしまいます)、舌の裏側のつけねあたりに基礎体温計を差込んで測定します。
できるだけ同じ時間に測定するのがベストです。もし測定時間が数時間違ったとき、寝不足、風邪気味、頭痛がするなど他の症状がある時はメモ欄などに記入しておきましょう。

2.基礎体温の変化は個人差がありますので、自分の起訴体温のパターンを知るためにも一ヶ月以上、継続して計測しましょう。

【基礎体温の標準パターン】

基礎体温は排卵日を境として、低温期と高温期に分かれます。
月経が始まってから卵胞ホルモンが分泌される間は低温期を示し、高温期に移るとき、ひときわ体温の低い日(排卵日)があります。

【無排卵月経時の基礎体温のパターン】

月経と月経の間の時期に、体温の変動がほとんどない場合(低温期だけで、高温期があらわれない)は、月経があっても排卵の無い月経の疑いがあります。

【妊娠時の基礎体温のパターン】

排卵日のあと、高温期が続き、低温期がこない(体温が下がらない)のが特長です。

低温期:排卵前の体温が低い期間のこと

高温期:排卵後の体温の高い期間のこと

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2007年08月29日

婦人科を受診する前に

婦人科を受診する前に

『婦人科を受診したほうがいいかな』と思いながらも、検査や診察に対して不安でためらいを感じる方が多いのではないでしょうか。

婦人科は月経に関するトラブルの診察だけでなく、頭痛や貧血など女性のさまざまな不調に対して診てもらえるところです。

女性にとって初経から更年期まで、体と心にはさまざまことが起こります。そんな時のために、かかりつけの婦人科医がいてくれれば心強いのではないでしょうか。

初めて婦人科を受診する場合、かかりつけの婦人科を見つけたい場合は、身近な人に聞いて通院しやすい距離にある婦人科や、インターネットなどを利用し情報収集をして評判のよい婦人科を受診し、その医師との間に信頼関係を築けるかどうか判断しましょう。

かかりつけの婦人科医を見つけるために、正確な診断をしてもらうために、患者の側も心得ておきたいことがあります。

【心得その1】

初診の場合、事前に予約が必要となる医院もあります。
医院のホームページや電話で確認をしましょう。

【心得その2】

健康保険証は忘れずに。
健康保険がきかない治療もありますので、お金は少しおおめに用意しておきましょう。

【心得その3】

問診で聞かれる内容について、自分の状態をきちんと話せるよう事前にまとめておきましょう。

基礎体温表をつけていれば持参しましょう。

問診で聞かれる主な内容

・どのような症状が、いつ頃からあるのか
・最終月経はいつだったか(始まった日、終わった日)
・月経の周期、経血の量、月経痛の有無
・月経が始まった年齢(初経の年齢)
・今までにかかった病気(婦人科系、その他の病気)
・現在治療している病気、服用している薬
・妊娠、出産、流産、中絶の有無
・薬に対するアレルギーの有無
・家族の病歴

【心得その4】

内診を受ける場合のことを考えて、脱ぎ着しやすい服装(パンツスタイルよりスカート)がいいでしょう。

【心得その5】

顔色や唇の色は、貧血があるかどうかを判断するポイントとなります。濃いファンデーションや口紅は避け控えましょう。

【心得その6】

受診前にはシャワーやお風呂に入り、体を清潔にしておきましょう。
ただし膣の中を洗浄していくと、正確な検査ができない場合があります。膣の中は洗わずに外陰部を清潔にしておけばOKです。

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